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2010.08.2423:00

「ムクシン」

★★★☆☆

ヤスミン・アフマド特集inアテネフランセ。

知らなかった女性の監督さんでした。チラシを見て、へぇーこんな人がいたんだ、少年少女ものをたくさん撮っているようね・・check、ということで来てみた特集でした。(ソワは美少女でも特に、エキゾチックな濃い系美少女に最も思い入れがあるので・・ラテン系や東南アジアなどの少女映画には特に注目しているのです。)
・・ツイッターとか、ブログでは、ヤスミン監督をあまり評価してない人もちらほらいたようで、、どうなんだろうなぁと思いながら、映画は始まりました。

緑豊かな牧歌的な、いい感じの風景がのびのび映し出されて、目が洗われるようだ・・
ヒロインの登場。
喧嘩の強い男勝りな少女、という設定ですが、大きなおでこと深い瞳が魅力的な美少女、
年齢は10歳という設定ですが、もう少し上に見えますね・・
女の子らしい恥ずかしげな柔和な笑顔ではなく、一本気なムツッとした表情が印象的な彼女は、「かぼちゃ大王」のヒロイン・ピッピを思い出させる感じもある・・
エキゾチックな陰影深い顔立ちの少女には、強いまなざしと結んだ唇がよく似合う。
(・・そういえば先日見た栗田ひろみは、どこかこっちの方の血が入っているような顔立ちだった気がするな・・)

少女と少年の恋の往来と、その家族たちの出来事が、描かれていく、、

作品解説には、「はじめは友達だったが、やがて恋の季節を迎え・・」みたいなことが書いてあったんですが、私が見た限りでははじめから恋人気分ムンムンでしたね、この二人。
映画全体に、エロス的な生温かいものが流れているのを感じました。
少年の体は既に大人のようにがっしりとしているし、少女の胸や腰はずいぶん成長している。幼い時代の可愛らしい恋、というよりも、もう既に嵐を迎えようとしている荒々しい恋の予感ですね・・車の中でてを重ね合わせるとことか、妙に生々しくエロい。
少女の両親のラブラブぶりも、なんとも艶めかしい。
母親の瑞々しい美貌が印象的。娘と二人で雨の中踊るところが鮮烈に焼きついている。それをながめる男たちと、音楽。まるで少女が二人いるようだ。(顔立ちがとてもよく似ていましたね)

前半のテンポのよさ、会話の面白おかしさに会場から笑い続出、このへんは中々よいなと思わせます、
が後半、かなりテンポが遅くなり、よく分らなくなり、重い長回しが目立ってきたのが残念・・
登場人物の関係がよく分らない。主人公たちとの関連がいまいち不明。少し手を広げすぎと感じたかな、、
近所の夫婦や、ムクシンの家族のエピソードは必要ないように感じた。それよりももっと少女オーキッドの表情や心理を克明に描いてほしいかなと思いました。オーキッドの登場がだんだん少なくなってくるのがちょっと不満。

(続く、、かも)
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2010.08.2109:02

「牝臭とろける花芯」

★★★★☆

瀬々敬久特集で見たやつ。

これ、なんと、私の愛するマンガ、松本大洋の「鉄コン筋クリート」の実写版(ちょいエロ風味)だったんです!!!
見てて初めて知って、ものすごいびっくりして、嬉しくてたまらなかった。
しかもなんと、主人公シロとクロが、女の子だという設定。素敵すぎ・・

はじめは、二人とも男の子かと思ったんですが、途中から女の子だってことに気がついた・・

内容は、たぶん、原作を読んでない人にはあまりよくわからないかもしれないな・・ストーリー的にゴチャゴチャしてるので・・
しかし、原作を読んだ身からすると、たまらないものがありますね・・
原作の世界観を決して失っていないで、また別のひとつの解釈として断然成り立ってると思います。
原作にはそんなんないやん、ってツッコミもいろいろできて、それはそれで面白い。謎の中国人マフィア?がなんかすげー怪しいオッサンになってたり、浮浪者の爺さんが爺さんでなくとっつあんで、しかもなんかいきなり不倫でカーセックスとかしてるし・・
あと、最後の方クロとイタチがなぜか屋上でファック!?がびっくりな展開・・まぁ、クロが女って設定ならどうしてもそうなるのだろうけどw
それから、最後のプールのシーン、原作では海の中を泳ぐイメージになってるから、そのことなのかな。これが圧巻でした。美しく幻想的。
(以前見た、スイスの航空映画?でもそういうシーンがあったのですが、なんか、役者が水の中で必死なのがバレバレで、ご苦労様です・・って感じだったw)
そして、東京の海浜方面の殺風景な広大な埋立地、高速道路、戦艦などの風景は、瀬々監督の十八番?のようですが、不思議と、原作の世界観を殺さないばかりか、さっきも書いたように、ひとつの解釈として、より広げていっているように思います。
原作は、歌舞伎町みたいな猥雑で喧しい繁華街が舞台なので、普通なら新宿とかで撮ろうとすると思うのですが、なかなか大胆な演出だ・・なぜか全然違和感がないという不思議。
淡い空をバックに草ぼうぼうの空き地で、不思議なガラクタファッションをしたシロとクロが、風に吹かれながら戯れているシーンは、メルヘンチックで愛おしいです・・いつまでも見守っていたくなる。

今回の特集では私は前半の数作品しか見られなかったのですが、この作品は、一番、見てよかったと思える作品でした。一生の心に残る映画のひとつとなったと思う。

ヒロインの少女たち。二人とも演技がうまくてよかったです。シロ役の人が特に好きだったな。お顔も可愛らしくて。二人とも本当に少年になりきっていて、すばらしい。
2010.08.2014:01

瀬々敬久特集

アテネフランセで見てきました。
バキバキに期待して観に行った企画。(といいつつ、ソフト化済みの作品の多い後半は見ていない)

レズビアンもの二作と、あと「すけべてんこもり」が、見た中では少女ものか。
(しかしこういう企画でやる作品結構ハズレも多くてドキドキものだ。どうやら自分の見ていなかったプログラムに傑作が頻出だったとか・・ガビーーーン・・だって、前評判を知ろうにもあまり手がかりがなかったし、あまり時間的にも余裕がなかったから、さ・・ブツブツ まぁ、次の機会を狙えばいいさ・・)

「本番レズ 恥ずかしい体位(九月の堕天使)」
★★★☆☆
ストーリー的には、まぁありがちなレズビアンものかなって感じでしたが、、映像が美しい美しい・・
雨降る、緑の映る窓の前で、少女二人が濃厚ラブ・・ヤバイ、禁断の甘き香りのパラダイス、
光と色の効果が印象的。
少女がゆらゆら絡み合って喘いでいる様子を眺めているのは、どこか、水族館でクラゲを見るとか、水時計を眺めるのにも似ていて、脳みそが甘く静かに溶け出していきそうな、癒しのひとときだ・・・(ちょっと私も参加してみたいな)

しかし、ヒロインの二人がいまひとつ・・
新人ということでしたが・・(新人てのは、もとはなんだったんだろう?いきなりの出演がピンク路線?それとも、ホステスか何かでってことか?よく分らないです。)確かにせりふとか棒読み的でしたけど。
不美人でも、なにか佇まいや表情にオーラがあり、観客を惹きつけて放さないヒロイン、というのはいると思うのですが、今回の二人はそういう感じでもなくて・・
ネコ役のおかっぱ少女は、美人系の顔立ちで、メイク仕方によって相当磨かれると思われるのですが、残念ながら映画の中では、ただのそのへんの田舎の中学生みたいな感じ・・
タチ役?の少女(?)は、胸が大きいのと黒髪が美しいのを除いては、特別とりえのない・・そして、どうも女子高生には見えない・・不美人でも瑞々しい初々しさがあればいいんですが、彼女はもうすれっからしのただのアバズレとしか・・(おお、、ネクラソワの辛口悪口炸裂)彼女が、不良ではあっても魅力的な小悪魔みたいな子なら、まったく映画全体の精彩さが変わってきただろうけど、残念ですね・・
しかし、濡れ場はたしかに少し肉付きがいい女優さんの方が、見ごたえありますね・・「おぉーーーっ。。」って感じ。

というわけで、、映画においてはヒロインの容姿の魅力がこんなに重要だったんだということをまざまざ思い知らされた一篇。


「禁断の園 ザ・制服レズ」
★★☆☆☆

これはなんというかストーリーがムリヤリで、いかにも、レズシーンを見せたいがために後付け的に作っただけって感じでしたね・・
例によって、ヒロインたちは微妙・・
ただ、もう一人の女子高生役のポニーテールの彼女はかわいくて、彼女ぐらいの子なら見れるなって思いました。てか、後で名前を見たらあれは林由美香だったんだと判明。あんなに可愛らしかったのね。年をとって、痩せこけた彼女を一度「たまもの」で見たけれども、、別人のようだ。

傘で刺し殺すシーンと、廃墟で男女でからんでるシーンだけはゾワゾワきたかな。
あとガスタンクとかが突然ふわっと浮かび上がる淡い色調の情緒ある景色が大変良いね。瀬々作品全体に言えますが・・(あのガスタンクっておっぱい形だよな・・ソワが通学していた電車の車窓からも見えましたが・・)

なんか、変なこけし?マトリョーシカ?が印象的。登場人物が着ていたシャツの色も。

・・ソワ個人的に、あの主人公・・学生身分で、夏休みを利用して変な男とつるんで、夏の畳の上で寝転んでばっかいりいてグダグダやりまくって挙句妊娠・・というあのだらしなさがどうしても許しがたくて、まったく共感することができませんでした・・(もうイイタイホーダイ)


「すけべてんこもり」は次に。

2010.08.2013:05

「さすらい」「街の灯」

「さすらい」佐々木昭一郎監督
★★★★★

往年の美少女アイドル、栗田ひろみがはじめのほう少し出てきます。
真っ赤なワンピースがキュート。
まだほんの幼いいたずらな妖精。
画質が粗くて、あまりアップにもならなかったけども。

この映画、主人公(と、バイト仲間の先輩)役の人がかなりの男前で、ほう~~。。と見惚れてしまいましたね・・
細身のジーンズの履き方とか髪型が、そして、なぜか今風w(スタイルがいい人が着ると何でもかっこいいね・・)


「街の灯」
★★★☆☆

栗田ひろみがヒロインです。
演技はそんなに特別うまくないけれど、、お顔の造形、そして肌のきめが超絶的に美しすぎて、唖然とするしかない・・どこか人間離れした、蝋人形かアンドロイドじゃないかと疑いたくなるようなほど完璧な美貌・・
彼女がスクリーンに登場すると、少し、背筋がゾワッとするほど・・
もう一度しっかりソフトで鑑賞したいです。
スクリーンで見ると、注意が全体に拡散するので、対象一つ一つになかなか集中しにくいんですね・・(というオタク的つぶやき)
そんな彼女、今はどうなっているんだろう?あのときのままということはないだろうけど、、

栗田ひろみは、この映画全体で、なんとなく、心細げな憂い顔が印象的でしたね・・それと、パッチリクッキリした目をキロっとさせて、ビッチリキメ笑顔!前歯がウサギのように大きい!(笑

そういえば、大学の後輩で、少し似た感じの人がいたけれど。彼女にもコアなファンがたくさんいたようだな・・

映画全体の感想・・
ドタバタ喜劇で、いろいろ笑えて、何がどう、っていうのはあまり覚えてないけども、

・・笠智衆が、古いピストルをゆっくり取り出して銀行強盗するとこが良かったな・・
彼の、背中に負ってるカバンの柄がオシャレです。

・・赤い電話で電信するところが不思議でした。今なら携帯だけれども、、
赤い電話って受信できるのか・・?

・・ラブホ「貴公子」の内部が楽しかった。
あんな回転したり揺れるベッドとかあったのね。

あと、ラストにちょっと驚きでした。
大概、憧れのヒロインは死んだと思っていたけど生き返ったとか、別人だった、とかのどんでん返しがありそうなものなのに、本当に普通に死にました、、というところが・・悲しすぎです・・
薄幸の美少女のはかない一瞬の輝き・・まぁ、それもいいけれどね。



久々にブログ書いた!!乙自分
2010.08.2012:05

「夢の島少女」

長い間ブログを放置しており、すみませんでした。
(11月15日修正、加筆。文章が今見るとメチャクチャで、恥ずかしくなったので)



佐々木昭一郎監督作品「夢の島少女」
★★★★☆

主演は中尾幸世さん。
鼻筋の通って、きれいな円満な頬の輪郭を持った、少し日本人離れした美少女です。

今まで見たことのないタイプの少女映画でした。
少女が主人公ではあるけれど、少女の目線で語っているというよりも、少年の瞳に映る少女像を映し出しているといった感じでしたね。
いや、もちろん、そういうタイプの少女映画もほかにもあるでしょうけど、一番異色だなと感じたのは、少女の撮り方、です。
ほとんど言葉がなくて、少女自身も無言のまま、ただひたすらその姿が映し出されていくだけ。
まるで、まさに、少女写真集の映画版、といった感じです。
こちらを睨みつけるように見つめる姿や、遊びはしゃぐ姿、妖艶な姿、・・
監督は、もう中尾幸世にぞっこん惚れこんで、その全てを捉えようとしているかのようです。

以下はツイッターにも書いたことなんですが・・

「夢の島少女」は、中尾幸世のイメージビデオとして見たらいいんじゃないか?
ということがマイテーゼです・・

芸術=イメージビデオ的領域。

もっとそういうジャンルが発展するといいのになあと思います・・誰か撮ってください。

久々に書くので文章が硬くなっています。すみません;

11/15
文章は書き続けんとあかんのやなぁ・・しみじみ
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