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2009.02.1222:38

「サッフォー 詩と生涯」

今日は、出先で思いがけない空き時間が出来てしまったので、その駅近くにある図書館で、気になっていた本のサーチをして時間をつぶしていました。
「世界の「美女と悪女」がよくわかる本」に載っていた、サッフォーのことが非常に気になっており、その詩をぜひとも読んでみたかったので、さっそく調べてみた。

沓掛良彦著「サッフォー 詩と生涯」
サッフォー―詩と生涯サッフォー―詩と生涯
(1988/11)
沓掛 良彦

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★★★★☆
前半はサッフォーの詩の日本語訳とその注釈、後半はサッフォーの伝記。

詩のほうは、ぱらぱらと拾い読みした感じだと、思ったほど過激な内容ではなく、雅やかで上品な、昔の詩らしい感じ・・これのどこにそれほどの少女愛が・・?まぁ、それっぽい言葉はあるけど・・みたいな。
けれど、目を通しながら、あぁきっと、原文で読んだらもっといろんなことがわかるのかもしれない、もっと衝撃的なのかもしれない・・と、もどかしい気分に。日本語の文語調がみやびすぎて、雰囲気がダイレクトに伝わってこないというか。・・
(あとでネットで調べると、「沓掛さんの訳が格調高すぎて、読むのに難儀した。新しい世代の訳が出てほしい」という意見もありました。結構同感です)
いっそ大学の図書館へ行って、原文を自分でも読んでみようか・・という気にもなりましたが、そんなに暇というわけでもない、微妙な位置。

次に注釈のほうも、詩と照らし合わせて読んでみました。
こっちのほうは、いろんな面白いものがたくさん転がっている森で、かなり満足。
これを読みながら詩をもう一度見直してみると、「そんな意味やったのか!」「そ、そんな・・(恥)」と、新たな感動が得られ。
サッフォーが少女愛主義者だ・・といわれるのも、よく納得できました。たしかにこれはちょっと異色の、ある怪しい世界だ・・けれど、破廉恥なとか厭らしい感じは全然なく、むしろ、サッフォーの、美しいもの達への目のくらむような憧れと愛情に満ちている・・

伝記のほうは、サッフォーその人についてのところと、レズビアニズムについての、気になるところだけ読んでみた。
読んでいて、どうもやはり、レズビアニズム(肉体も伴った)については、歴代の解釈者も沓掛さん自身も、あまり理解がないというか、あまり肯定的な感情を持っていないな・・という感じがずっと付きまとい。「そうじゃないって、少女を愛するっていうのはそんな心じゃないよ・・!もっと、こうで、こんなで・・」と、叫びたいようなもどかしさに駆られながら読んでいました。
解釈者たちは、サッフォーを、放縦で破廉恥な同性愛者・・という汚名から救うべく、彼女の愛はどこまでも精神的な高尚なものだ・・的な解釈をして擁護しているのですが、・・私から見ると、肉体的なものも含む愛がどうしてそんなに悪いものなのか?別にそれでもいいじゃない?という感じ。
・・やはり、女性と男性の世界の違いなのか・・
私には、美しい少女を愛でて歌を詠んだサッフォーの気持ちが、よくわかるけれどなぁ。

・・印象に残ったのが、
・サッフォー自身の姿は、ものすごく美しかったというわけではなかった、というくだりと、
・レスボス島は美女の産地として有名で、美人コンテストも開かれていたほど
というところ。

サッフォーの容姿について「背は低く、色が黒く、きわめて醜かった」という資料もあるらしい。(けれど他方で、魅力的な女性だったという資料もあるらしいので、なんともいえないようだ。まぁ少なくとも、万人の認めるような美女ではなかったというのは確かそうだ。)
そんなサッフォーが、美しい少女に対して強い憧れを持つというのは、わりと自然な流れなんじゃないかと思う。(nekrasovaも、自分がものすごい美人であったら、美少女おたくをやっていないと思う。自分の美しさを鏡に映して愛でたい・・ところを、なかなかそうはいかないので、別の美しい人を眺めてそれを満たす・・というのは、女性の心理としてはわりと普通なんじゃないかと思う。まぁ、あくまでも自分にこだわって、精一杯かわいくなろうと努力するタイプの人もいますが・・)

そして、ギリシャ屈指の美女の産地・・まわりはどこを見渡しても、美女・美少女だらけ・・そして、南国の自由で開放的な土地柄、女子だけの学校・・
そんなところに住んでいたら、サッフォーでなくても、そっちの世界へ足を踏み入れてしまうのは必然的ではないか・・?
nekrasovaは高校は女子校だったのですが、そこでも、どことなく、アンダーグラウンドでは怪しいものが流れている感じがありました。実際、nekrasova自身の源流もそこにありますし・・
(まぁ、このことは語ると長くなるので、また次の機会にします。)

というわけで、サッフォーそして少女愛への興味は、衰えることなく、むしろますます深まったのでした。
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